お知らせ

ウサギの尿石症

気温が下がると動物たちの飲水量が減って、泌尿器疾患での来院が増加する傾向にあります。もともと尿中へのカルシウム排泄の多いウサギさんは尿石症や砂尿症になりやすく、これからの季節注意が必要です。対策として飲み水がいつでも十分飲める状態にあるか確認(給水ボトルがちゃんとでるかチェックなど)したり、飲む量を増やす工夫(猫では備前焼の器に水を入れるとよいそうなので、試してみても良いかと思います。)をしてみてください。あとはペレットフードをカルシウムを制限したものにするのもおすすめです。結石が出来てしまった場合、溶かすことができないので手術で摘出しなければいけません。とにかく予防が重要です。

実際に摘出した結石です。頻尿や血尿といった症状がなく結石が大きくなってから体調を崩してしまうケースもあるので、定期的な泌尿器の健診(レントゲン、エコー、血液検査、尿検査)も大切です。

カルシウムを制限したラビットフードの取り扱いも始めました。

サンプルもご用意できますので、スタッフまでお気軽にお申し付けください。


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