犬のアレルギー性皮膚炎
2019年11月22日
動物病院に皮膚疾患で来院するケースはとても多く、
なかでも治療に苦慮するのが犬のアレルギー性皮膚炎です。
寄生虫、細菌、カビ、ホルモン病などを除外して診断し、
基本的に治すというより、コントロールする病気になります。
内服薬、外用薬、シャンプーなどを組み合わせて治療していきますが
これからの季節大切なのが皮膚の保湿になります。
部屋の加湿、保湿剤の使用、そしてお勧めしたいのがルームウエアの着用です。
服を着ることで、アレルゲンとの接触を減らし、皮膚の保湿効果も期待できます。また物理的に引っ掻くことから皮膚を保護できるのも大きなメリットです。
各メーカーから皮膚病の子たち用に、いろいろな素材やサイズのルームウエアが販売されるようになっています。アレルギー性皮膚炎でお悩みの方は、一度治療に取り入れてみてはいかがでしょうか?
ミニチュアピンシャーさんも乾燥肌の子が多く、ルームウエアの着用は有用です。すごく似合ってますね。