お知らせ

ジャンガリアンハムスターの子宮蓄膿症

子宮蓄膿症子宮への細菌感染でおこる病気で、ハムスターたちも時々この病気で来院します。

症状は膿がたまった子宮でお腹が張ってきたり、粘性の膿がおしりの周りについて汚れたりします。病気が進行しないと元気食欲はなくならないことが多いです。

治療は抗生物質とホルモン剤注射を組み合わせた内科治療と、卵巣子宮を摘出する外科治療に分かれます。

術中の子宮です。膿がたまって大きく膨らんでいます。

摘出した子宮と卵巣です。出血させないように電気メス、血管クリップを使用して摘出しています。

手術直後の様子です。術後は皮下点滴、抗菌薬投与をおこない酸素室で管理します。

もうちろんリスクを伴う手術ですが、このように回復してくれる子もいます。

お腹が張ってきた、おしりが汚れているときは、元気があるうちに動物病院を受診してください。


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