口からピンクの物が飛び出していることを主訴にジャンガリアンハムスターさんが来院されました。頬袋脱です。
治療の方法としては返納して消炎剤を内服したり、手術で頬袋を固定縫合したり頬袋の損傷がひどい場合は摘出をします。
今回の子は腫れがひどく一部に壊死がみられたため、摘出手術を実施しました。
術前に酸素化している様子です。頬袋が脱出し浮腫を起こしています。
頬袋の根本の血管をレーザーで処理し摘出し、断端を縫合して終了です。
摘出した頬袋です。一部が黒く変色し壊死がみられます。
手術直後の様子です。ハムスターさんは覚醒が早くすぐに活発に動き出すことが多いです。無事に終わってよかったです。