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トイプードルの膝蓋骨内方脱臼

2022年11月22日

重度の膝蓋骨内方脱臼(グレード4)はできる限り早期に矯正手術実施し、

成長過程で筋肉の走行の異常や骨の変形が起こらないようにするのが重要です。

今回手術を実施したのは2か月齢600gのトイプードルさんです。

膝の正面にないといけない膝蓋骨(赤)が、脛骨粗面(黄色)と伴に内方(ピンク)に変位しています。

これにより筋肉の走行も変位し、時間が経過すると骨が変形してしまいます。

膝蓋靭帯の付着部である脛骨粗面をメスで切離し角度を外方に変位させます。

 

骨が非常に柔らかいので角度を変えた脛骨粗面は合成吸収糸で固定しました。

続いて膝蓋骨を収める溝をつくります。

骨が柔らかいのでメスで少しづつ骨を削って作成しました。

赤で示した膝蓋骨を→方向に移動させます。

膝蓋骨を作成した溝にはめこみ、外側の余剰な関節包を切除後縫合し、皮下織、皮膚を縫合したら手術終了です。

術後のレントゲンです。両側の膝蓋骨の位置が矯正され正面に位置しています。

この子は2週間間隔で両ひざに同様の手術を実施しました。

無事に終わって本当に良かったです。

 

 
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